2023/06/20 23:18

デザイナーとアーティストの違い vol.2



自分が、どのような立ち位置を目標に仕事をしたいか、ということに関しては、

組織のための仕事なら、完全に売れるということを目的として、デザインしているし、

それだけでは、消化されない物があったり、その時々の心の叫びとか、感じたものを吐き出したくて、

自分でジュエリーをつくります。その場合、着用性は熟考しますが、作りたい、という思いに任せて

作っています。


その違いが、はっきりと頭と感覚で理解できたのは、主人との出会いのおかげかもしれません。



建築士の主人は、顧客のために、望むものを、機能性もデザインも、そして快適さも、そしてコスト面においても考えて仕事をしています。畑が異なるのので、具体的にはわかりませんが、

様々な人が絡み、結果コストがかかり無駄なデザインに仕上がる、なんてことは、顧客が望みませんから、

目に見えるインテリアはもちろん、設備面でも、顧客が望むかで判断すると話していました。


実際、私も素材選びから、石の数、留めの種類や、製作工程での手間、デザインで解決できる美しさとは別に素材クオリティなどで左右するコストを、値段優先なのか、クオリティ優先なのか、時間優先なのか、顧客によって考えぬく、という経験を積んできて、

それが、主人と私が云うデザイナーというものだ、とわかったのです💡


世間で、デザイナーという言葉が使われた時、

これは、どういうタイプのデザイナーのことなのかなと考えてみると、より深く理解できるかもしれません。


どんなものでも大抵デザインできるようになってきた今は、これからどういうジュエリーを作っていきたいのか、デザインしていきたいのか、も考えるようになりました。

それは、

私しかデザインできない、ジュエリー💍

私しか作れない、ジュエリー💍

そして、それが、

誰かが身につけたい、というものであること。(これが大切)


すばらしいクリエイティビティとか、感性豊かな、と言われることを目的にはしていません。

でも、手にとって、

おお、と何か感じ取れるもの、

そういうものを世の中に増やしていきたいです😎



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